[2020_09_17_05]東電福島第二原発 廃炉着手から6年目に使用済み燃料取り出しへ(テレビユー福島2020年9月17日)
 
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東電福島第二原発 廃炉着手から6年目に使用済み燃料取り出しへ

 東京電力福島第二原発の廃炉について東京電力は廃炉作業に着手してから6年目をめどに使用済み燃料を取り出す計画案を示しました。
 福島第二原発の廃炉には44年かかると試算されていて、原子力規制委員会からの認可を受け次第、廃炉作業に入ることになっています。
 こうしたなか東京電力は9月8日に開かれた福島県富岡町の特別委員会で、廃炉作業に着手してから6年目をめどに建屋内のプールから使用済み燃料を取り出す計画案を示しました。毎年およそ600体の燃料を取り出し、廃炉作業開始後22年目ですべての燃料を搬出し終える予定です。プールから取り出された燃料は敷地内の「乾式貯蔵施設」で一次的に保管されますが、最終的な搬出先はまだ決まっていません。
 これについて東京電力の小早川社長は燃料のすべてを県外に搬出する方針を示しています。
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