[2020_08_26_06]北海道寿都町長「9月の応募難しい」"核のごみ"調査巡り意見交換会でも賛否の声あがる…漁業関係者は抗議(北海道ニュースUHB2020年8月26日)
 
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北海道寿都町長「9月の応募難しい」"核のごみ"調査巡り意見交換会でも賛否の声あがる…漁業関係者は抗議

 核のごみの最終処分場選定をめぐり、調査に応募を検討している北海道寿都町は8月26日、地元の産業団体などと意見交換会を開き、応募の決断について一転して「9月中は難しい」との見解を示しました。
 寿都町の意見交換会には、町内の漁協や商工会の代表者など約20人が参加しました。意見交換は2時間以上に及びました。
 意見交換会の参加者:「核との共存共栄はできない。(賛成反対の)印象は五分五分かな」
 意見交換会終了後片岡町長は、9月中に応募するとしていた文献調査について一転…。
 片岡 春雄 寿都町長:「きょうの雰囲気からすると(調査への応募は)9月中は無理。10月にずれ込むにしても、もっと議論しないといけない」
 26日の意見を踏まえて、住民説明会を開催したいとしています。
 一方、寿都町には周辺から次々と抗議の声が…
 北海道漁業協同組合連合会 本間 靖敏 常務:「福島の原発事故以来、風評被害で北海道の漁業者は大きな影響を受けた。(応募は)断固認められない」
 北海道内の漁協の代表らが抗議文を提出し、放射性物質による風評被害が予想されるとして応募を撤回するよう求めました。
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