[2020_08_24_05]コメの抽出検査開始 全量検査は避難地域のみ 福島県(時事通信2020年8月24日)
 
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コメの抽出検査開始 全量検査は避難地域のみ 福島県

 福島県は24日、県産米の放射性物質の検査について、地域ごとに検体を採取して安全性を確認する「抽出検査」を始めた。東京電力福島第1原発事故後に県内全域を対象に実施してきた全量全袋検査は、避難指示が出された田村市や広野町など12市町村に縮小する。
 2012年に開始した全量全袋検査では、放射性物質の検出量が年々低下。15年産米からは5年連続で国の安全基準値(1キロ当たり100ベクレル)を下回った。これを受け県は今年2月、生産者の負担軽減や検査費用削減のため、20年産米から抽出検査に移行する方針を決定していた。
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