[2020_07_30_03]緊急地震速報「システムが過大評価」気象庁 (日テレNEWS242020年7月30日)
 
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緊急地震速報「システムが過大評価」気象庁

 気象庁は30日午前10時前、千葉県の沖合で大きな地震が発生したとして緊急地震速報を発表しましたが、揺れは観測されませんでした。気象庁は、鳥島近海で起きた地震を、システムが過大に評価してしまったとして、会見を開き、謝罪をしています。
 気象庁は、30日午前9時36分、千葉県南方沖で大きな地震が起きたとして、伊豆諸島や関東甲信、東海、北陸などに、「緊急地震速報」を発表しました。
 ただその後、体に感じる揺れは観測されず、気象庁は、「揺れは観測されなかった」と改めて発表し直しました。
 気象庁は先ほどから会見を開き、同じ時間帯に起きた鳥島近海を震源とする地震を、システムが何らかの原因で、関東に近い海域で発生したと誤って解析し、地震の規模も大きく見積もってしまったことが原因だと説明しています。
 東京・新橋駅の利用者「緊急地震速報が電車の中で一斉に鳴ってみんなびっくりしていました」「ちょっとドキッとしましたけど揺れは感じなかった」
 緊急地震速報を受け、首都圏を走るJR各社の新幹線・在来線や私鉄各線は一時停止させましたが、すぐに再開したということです。
KEY_WORD:緊急地震速報誤報_: