[2020_07_15_08]桜島、過去最も高い噴煙を観測 6月の噴火、9000m超も(上毛新聞2020年7月15日)
 
参照元
桜島、過去最も高い噴煙を観測 6月の噴火、9000m超も

 鹿児島地方気象台は15日、桜島(鹿児島市)の南岳山頂火口で6月4日に起きた爆発的噴火の噴煙の高さが、火口から7850〜9570メートルに達したと推定されると明らかにした。気象庁気象研究所(茨城県つくば市)のレーダー解析に基づく推定で、気象台によると、1955年10月の観測開始以降、最も高いとみられる。
 気象台によると、爆発的噴火は6月4日午前2時59分ごろ発生。現地調査で、約34年ぶりに火口から約3キロの地点で大きな噴石を確認していた。
 これまで噴煙が最も高かったのは、2019年11月8日の火口から5500メートルだった。
KEY_WORD:桜島噴火_: