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原発避難検証委員会　“スクリーニング検査” 課題を議論「シミュレーション実施で体制改善へ」【新潟】
　原発事故について、県が進める３つの検証委員会のうち１３日は避難方法に関する委員会が開かれました。
　避難した住民に放射性物質が付着していないかどうかを調べるスクリーニング検査について、委員からは『簡易除染の実施基準が国と県で異なる』こと、『新型コロナウイルスを踏まえた会場設定や運営方法を検討すべき』などの課題が示されました。
　また、県からは県の計画に基づく避難シミュレーションを今年度実施し、避難にかかる時間などを踏まえて避難経路やスクリーニングの検査体制などを改善していくことが報告されました。

【避難検証委員会　関谷直也 委員長 】
　「検証項目はだいたい全部議論して、今は個別に深めていく段階」
　委員会は次回、スクリーニングに関する中間のとりまとめを行う予定です。