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「女川原発2号機再稼働に同意しないで」市民団体が石巻市議会に請願〈宮城〉
　宮城県石巻市の市民団体が、女川原発2号機の再稼働に「石巻市議会が同意しないこと」を求める請願書を、5月28日、議長に提出しました。
　28日、石巻市内にある15の市民団体が連名で、女川原発2号機の再稼働に「石巻市が同意しないこと」を求める請願書を市議会の木村忠良議長に提出しました。
　請願書では「重大事故が起きた際の避難計画が実効性を欠いている」として、石巻市議会に対し、2号機の再稼働に同意しないことを求めています。
　これを受け木村議長は2号機の再稼働について、「今後、市議会の総務企画委員会と防災対策特別委員会で合同審査を行うのが望ましい」との見解を示しました。

石巻市議会 木村忠良 議長
「再稼働反対の市民の思いはきちっと受け止める。かたや『早期再稼働』という陳情もある。これもきちっと受け止めて、いわゆる抱き合わせで(市議会で)審査をしていただく形になろうかと思います」

原発いらない十三浜の会 佐藤清吾 代表
「安易に国が良い（＝安全審査合格）と言ったからといって、この立地・地域の議会においても安易に合意しないようにというお願い」