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女川原発２号機再稼働　宮城・女川町議会「同意判断の時期未定」
　女川原発２号機の再稼働を巡り、宮城県の女川町議会で「地元同意」の是非を判断するための特別委員会が、開かれました。２３日は、「委員会としての判断をいつまでに出すか」は、決まりませんでした。
　宮城県の女川町議会の「原発対策特別委員会」は、議長を除いたすべての議員１１人で構成され非公開で開かれました。宮元潔委員長によりますと、２３日は、地元の商工会から提出された再稼働を求める陳情書と、市民団体などから提出された再稼働に反対する請願書について協議しました。その結果、議論を深めるため、４月以降「資源エネルギー庁」や「原子力規制庁」の担当者らから説明を求めることを決めました。一方で、宮元委員長は、委員会として「地元同意」の是非を判断する具体的な時期については、明言を避けました。
　女川原発２号機を巡っては、２月に原子力規制委員会による審査に正式合格したことを受け、資源エネルギー庁が、女川町などに、再稼働の前提となる「地元同意」を要請しています。