[2020_03_22_01]溶接作業中にビニール燃える 原燃、漏えいなし(東奥日報2020年3月22日)
 
 日本原燃は21日、六ヶ所村の同社敷地内にある「緊急時対策建屋」の屋内の建設現場で、溶接作業時に敷いていたビニールシートが燃える火災が発生したと発表した。けが人はなかった。放射性物質の漏えいなどはない。
 原燃は作業を中止し原因を調べている。再発防止策がまとまり次第、作業再開を検討する方針。
 原燃によると、同日午前11時半ごろ、協力会社の作業員4人が足場の上で溶接作業を行っていたところ、溶けた金属が足元の難燃シートを貫通し。約1メートル下にある電源盤を覆っていたビニールシートに引火した。
 作業員がすぐに消火器で火を消し止め、午後0時5分、駆け付けた消防が鎮火を確認した。ビニールは約30センチ四方燃えた。
 同日午後3時半ごろ、県と何の担当者が現場を訪れ立ち入り調査した。
     (藤林全晴)
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