[2020_03_02_01]県議会 三反園知事vs平良県議 2度目の対決(MBC南日本放送2020年3月2日)
 
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県議会 三反園知事vs平良県議 2度目の対決

 前回の鹿児島県知事選挙で、三反園知事は、反原発の市民グループから立候補を予定していた平良行雄さんと政策合意し、候補の一本化を経て当選しました。就任後、「脱原発」がトーンダウンした三反園知事と県議となった平良さんが2日の鹿児島県議会で、去年9月に続いて、議場で2度目の対決となりました。
 4年前の県知事選挙に反原発の市民グループから立候補を予定していた平良行雄さんは、川内原発の廃炉などを盛り込んだ政策合意文書を三反園知事と交わしました。
 平良さんの支援も受け、選挙戦で「脱原発」を掲げた三反園知事は当選しましたが、就任後は、川内原発の再稼動を事実上容認するなど「脱原発」はトーンダウン。去年の12月議会では、自民党議員の質問に対して、「政策文書の趣旨はすでに達成」と三反園知事は答弁しています。
 この答弁に対し、平良議員は。
 「政策合意文書の趣旨・目的がすでに達成されていると答弁した。これは明らかに虚偽答弁であり、私は驚きと怒りを禁じえなかった。」
 三反園知事は、「ご指摘の(政策合意)文書については、前回の知事選挙の前に作成したものであり、知事就任後、文書の内容については、すでに実現に向けて取り組んでいる。先の県議会定例会で文書の趣旨・目的は達成していると申し上げた。」と、このように述べ、政策合意は目的を達成したという認識を繰り返し、議論はかみ合いませんでした。

MBC南日本放送 | 鹿児島
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