[2020_02_22_05]東海第2再稼働 署名、必要数3分の2超 市民団体 県民投票へ中間報告(茨城新聞クロスアイ2020年2月22日)
 
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東海第2再稼働 署名、必要数3分の2超 市民団体 県民投票へ中間報告

 日本原子力発電(原電)東海第2原発(東海村白方)の再稼働の賛否を問う県民投票の実現を目指す市民団体「いばらき原発県民投票の会」は21日、県庁で会見を開き、県民投票条例制定を求める大井川和彦知事への直接請求に必要な署名集めの第2次中間報告を行った。
 20日時点での署名の確定数は3万3374筆で、必要署名数の3分の2を超えた。同会の徳田太郎共同代表は「予断を許さない。気を引き締めていく」と話した。
 直接請求に必要な署名数は、有権者総数の50分の1の4万8662筆(昨年12月1日現在)。規定数が集まれば署名を知事に提出し、6月の県議会定例会への上程を目指す。署名収集期間は、原則として1月6日から3月6日の2カ月間。ただし、市町村によって、選挙に伴う署名収集禁止期間があり、4月7日が実際の署名収集終了日となる。
 また、署名集めにおける「新型コロナウイルス感染予防指針」を20日に策定し、署名集めを行う受任者に周知を図っていると発表。署名に使うペンやバインダーの小まめなアルコール消毒、咳(せき)エチケットの徹底などを盛り込んだ。徳田共同代表は「今後、県内にも感染が広がれば、署名活動にも影響が出るだろうと策定した」と説明した。
 29日と3日1日、同会は県内各地で「街頭署名キャラバン」を実施する。時間など詳細は同会ホームページhttp://ibarakitohyo.net(三次豪)
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