[2020_02_18_01]高浜3号機、伝熱管損傷か 運転再開遅れる見通し 関西電力(時事通信2020年2月18日)
 
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高浜3号機、伝熱管損傷か 運転再開遅れる見通し 関西電力

 関西電力と福井県は18日、高浜原発3号機(同県高浜町、定期検査中)蒸気発生器内の伝熱管計2本に損傷した可能性があると発表した。
 関電は今後、小型カメラを使って伝熱管の外観を確認する。現時点で環境への影響はないという。
 県によると、伝熱管は3台の蒸気発生器に計9782本あり、1本当たりの伝熱管の直径は22ミリ。定期検査で2本の外側部分縦8ミリ、横9〜12ミリ以下の範囲で削れた可能性があることが分かった。
 3号機は5月上旬に営業運転を再開する予定だったが、伝熱管検査などのため、再開は約1カ月遅れる見通しという。
 高浜原発では、4号機でも昨年10月、伝熱管計5本に損傷があったことが確認された。
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