[2020_02_04_03]原発30キロ圏内の住民にヨウ素剤事前配布 国が要請 県内7自治体が対象【愛媛】(テレビ愛媛2020年2月4日)
 
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原発30キロ圏内の住民にヨウ素剤事前配布 国が要請 県内7自治体が対象【愛媛】

 国は3日、原子力災害の際に服用する安定ヨウ素剤を原発から30キロ圏内の住民に積極的に事前配布するよう、関係する自治体に要請しました。
 甲状腺被ばくを防ぐ安定ヨウ素剤は、国の原子力災害対策指針で、原発から5キロ圏内の住民に事前配布するよう定められています。
 小泉原子力防災担当大臣は4日、想定外の複合災害にも対応するため、30キロ圏内の住民にも安定ヨウ素剤を積極的に事前配布するよう、関係する自治体に要請したことを明らかにしました。
 小泉原子力防災担当相「安定ヨウ素剤については住民の健康を第一に考えて、十分な効果が得られるタイミングで服用できるように、確実に住民の手に渡ることが不可欠です」
 県内は伊方町の一部のほか八幡浜、大洲など7つの市や町が対象で、県は「避難計画の修正などを含め各市や町と協議したい」としています。

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