[2020_01_24_06]女川原発“半径30キロ圏内”…「安全な避難計画を」住民が石巻に要望〈宮城〉(仙台放送2020年1月24日)
 
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女川原発“半径30キロ圏内”…「安全な避難計画を」住民が石巻に要望〈宮城〉

 「脱原発」を訴える宮城県美里町の市民団体は石巻市役所を訪れ、より具体的で安全な避難計画の作成などを求める要望書を提出しました。
 石巻市に申し入れを行ったのは、女川原発から半径30キロ圏内の5つの市と町の住民で作られた市民団体です。
 この日、市民団体は菅原秀幸副市長に周辺自治体の安全性や避難計画の実効性を問う要望書を手渡し、女川原発2号機の再稼働反対を訴えました。
 女川原発UPZ住民の会 勝又治子 代表
 「住民をどう守るかということで再稼働を判断していただくよう強く思いました」
 石巻市 菅原秀幸 副市長
 「再稼働に向けて、安全確保は十分に国も審査をして、そういったものが基準でなければ私たち(石巻市)もOKとは言えない」
 女川原発2号機をめぐっては、去年11月、原子力規制委員会が再稼働に向けた安全性の審査で事実上の合格を示していて、東北電力は安全対策工事を終える来年度以降の再稼働を目指しています。
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