[2020_01_08_04]「女川原発の避難計画実効性について審査を」市民団体が内閣府に公開質問状〈宮城〉 (仙台放送2020年1月8日)
 
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「女川原発の避難計画実効性について審査を」市民団体が内閣府に公開質問状〈宮城〉 

 女川原発の避難計画について宮城県石巻市の市民団体が内閣府宛てに公開質問状を出しました。避難計画の実効性について国に質問状を出すのは、全国でも初めてとみられています。
 市民団体は1月8日、石巻市で会見を開き、内閣府宛てに提出した質問状を公開しました。
 これは、内閣府の「女川地域原子力防災協議会」の作業部会の中で、避難計画の実効性について審査を行うよう求めるもので、1月17日までの回答を求めています。 質問状では県と石巻市が作った避難計画について、「交通渋滞」や「高齢者への対応」など7つの点で実効性がないとしています。
 市民団体では、すでに県と市に対し、女川原発の再稼働に同意しないよう求める仮処分を仙台地裁に申請していますが、その中で避難計画の検討作業が内閣府の担当と判明したことから、今回、直接質問状を出したということです。
 女川原発の避難計画を考える会 原伸雄 代表
 「内閣府がどうこれをとらえて、我々が心配していることについて議論・指導・支援してくれるのか知りたい」
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