[2019_12_18_01]“核のごみ”拒否する条例制定…白浜町「大地震の被害想定され原子力施設は合わない」(MBSニュース2019年12月18日)
 
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“核のごみ”拒否する条例制定…白浜町「大地震の被害想定され原子力施設は合わない」

 原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる“核のごみ”の受け入れを拒否する条例が和歌山県白浜町で制定されました。
 12月18日の白浜町議会で可決・制定された“核のごみ”の受け入れを拒否する「安心・安全なまちづくり推進条例」には、放射性物質の持ち込みや貯蔵、処分施設の建設を認めないことが明記されています。
 2017年、経済産業省が“核のごみ”の最終処分場になりうる地域を色分けした地図を公表して以降、全国で受け入れを拒否する条例が施行されています。白浜町では旧・日置川町(現・白浜町)で1980年代に原発誘致計画が浮上。最近では関西電力が町内に土地を所有しているとして、「使用済み核燃料の中間貯蔵施設ができるのではないか」と住民から不安の声が上がっていました。
 白浜町は「大地震による被害も想定されていて、原子力関連施設は町に合わない」としています。

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