[2019_12_12_03]鹿児島県議会 共産・平良議員 知事答弁に反論(MBC南日本放送2019年12月12日)
 
参照元
鹿児島県議会 共産・平良議員 知事答弁に反論

 3年前の鹿児島県知事選で、三反園知事は、反原発の市民グループから立候補を予定していた共産党の平良行雄議員と政策合意し、候補の一本化を経て当選しました。
 その三反園知事が10日の県議会で「合意文書の目的は達成している」と答弁したことについて、平良議員は「事実に反する」として知事に撤回を求める要請書を提出しました。
 この問題は、3年前の県知事選挙に反原発の市民グループから立候補を予定していた共産党の平良行雄議員が、川内原発の廃炉などを盛り込んだ政策合意文書を三反園知事と交わしたものです。
 平良議員の支援も受け、選挙戦で「脱原発」を掲げた三反園知事は当選しましたが、就任後は、川内原発の再稼動を事実上容認するなど「脱原発」はトーンダウンしています。
 三反園知事は10日の県議会で、政策合意は目的を達成したという認識を示しました。
 「政策合意文書については、前回の知事選挙の前に作成したものであって、知事就任後、文書の内容については、すでに実現に向けて取り組んでいる。その点から言えば、文書の趣旨・目的は達成したものと思っている。」
 これに対し、12日に会見した平良議員は、知事へ抗議の要請書を手渡すため、県に面会を求めました。しかし、公務を理由に面会はできず、平良議員は後日の面会を要請し、県側が知事に伝えて回答することになりました。

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