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【東電旧経営陣に無罪判決】　街頭では号外が　福島の街の声は？避難を続ける県民は？
今回の判決を街や被災地の人は、どう受け止めたのか？

判決が出てから約１時間…ＪＲ福島駅前では号外が配られた。
旧経営陣が全員無罪という判決に街の人は…
「責任取ってもらいたいですねやっぱりね。ちょっと残念でした。」
「他人事ではないことだと思うのでこれは無罪ってのは私でも納得いかないかなと思ってます。」
「無罪なのかなという気はしてましたけどね。」
「震災前は津波が来るとは思わないで議論してるところもあったんでしょうね、やっぱりね。」

一方、被災地では…
富岡町災害公営住宅住民：「無罪という事に対してはちょっと疑問がありますね」「津波について東電自体の中で議論があった訳ですよ、それでやらなかった、結局対処しなかった」

第一原発が立地する大熊町の住民は…
大熊町災害公営住宅住民：「やっぱり自然災害でこうなった事だからね」「今まで第一原発で働いて大熊町は潤っていたから」

震災直後から町の復興に尽くし任期満了で引退を決めた大熊町の渡辺町長も複雑な思いを口にした。
渡辺利綱町長：「判決は判決として受け止めます。一番大事な事は悲惨な事故をですね、二度と起こしてはならないという事を関係者の皆様には肝に銘じて、これから対応してもらいたい」