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東電の誤連絡「重要視せず」　柏崎原発　規制事務所長が認識
　新潟・山形地震が発生した18日深夜、東京電力が柏崎刈羽原発の使用済み燃料プールを冷却する電源に異常がないのに「異常あり」と連絡した問題について、原子力規制庁柏崎刈羽原子力規制事務所の水野大所長は25日の定例会見で「15分程度で訂正したこともあり、重要視はしていない」との認識を示した。
　水野所長は「緊急時にも間違えないような（書面の）様式を、現場の意見を聞いて作ったかどうか、東電は考えなければならない」と指摘した上で、「体制に問題があるとは判断していない。繰り返さないよう是正することを望む」と述べた。
　この問題について、柏崎市の桜井雅浩市長は原因究明と抜本的な改善策を求めている。