[2018_11_24_58]「カルデラ噴火」は過去たびたび(「大噴火が少なすぎる近年の日本」講演資料#58)(島村英紀2018年11月24日)
 
【島村】日本に「カルデラ噴火」が随分たくさんあることを示す図がこれです。この赤い線が火山灰が降った範囲、赤い丸が火山の場所です。伯耆大山、これは今は活火山ではありませんが、そういった意味では伯耆大山も「カルデラ噴火」したこともあります。白頭山でも「カルデラ噴火」があり、北海道の支笏でも「カルデラ噴火」をして、その火山灰が、今度の胆振東部の地震で崩壊したということがありました。九州でくり返し起きた「カルデラ噴火」により、九州全体にシラス台地をもたらしています。
【補足】
・NHKのHPに「第5回  カルデラ噴火! 生き延びるすべはあるか?」(藤井 敏嗣氏)というコラムがある。その中の「広域火山灰の分布」に「【図1】最近12万年間における広域火山灰の分布範囲(出典:理科年表より)」という図がある。図のみ表示の場合はココをクリック。
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