[2018_11_13_01]裁判官が帰還困難区域視察、福島(共同通信2018年11月13日)
 
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裁判官が帰還困難区域視察、福島

 東京電力福島第1原発事故で福島県から宮城、岩手両県に避難した住民83人が国と東電に計約30億円の損害賠償を求めた訴訟で、仙台地裁の裁判官3人が13日、原告の自宅がある福島県双葉町の帰還困難区域を視察し、被害実態を確認した。
 視察は村主隆行裁判長らのほか、原告と国、東電の代理人らが参加する進行協議として10月から行い、今回が3回目。
 この日は第1原発が立地する双葉町の中でも放射線量が高く、立ち入りが原則禁止されている区域に防護服姿で入り、原告宅9軒を訪問。建物や土地の現状を見た。一部の家では動物や人に荒らされた室内に入り、原告本人から説明を受けた。

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