[2018_11_09_05]柏崎市長「東京電力に説明求める」 柏崎刈羽原発での電力ケーブル火災で(新潟日報2018年11月9日)
 
参照元
柏崎市長「東京電力に説明求める」 柏崎刈羽原発での電力ケーブル火災で

 1日に東京電力柏崎刈羽原発の敷地内で起きた電力ケーブルの火災について、桜井雅浩市長は7日の定例会見で「重要な事象につながり得る。東電に説明を求めたい」と述べた。
 火災は、ケーブルを収納する地下通路内で発生し、緊急時に非常用ディーゼル発電機が使用できなくなった場合に、高台にある電源車から原子炉建屋に電気を供給するケーブルが溶融した。同じ通路内には6、7号機で発電した電気を送るケーブルも収納されていた。
 会見で桜井市長は「バックアップ電源用のケーブルと(送電用の)別のケーブルが同じ通路にあっていいのか。延焼の可能性があったのではないか」と指摘した。
 東電は新潟日報社の取材に「燃えにくい素材のケーブルを使用しており、問題はないと認識している」とした。
 一方、東電は火災発生時に報道機関への第1報が遅れた原因について「報道各社向けのファクスで、宛先の設定にミスがあった」と明らかにした。

KEY_WORD:KASHIWA_: