[2018_09_20_02]挟まった「異物」は鉄さび=高浜3号機の蒸気発生器―関電(時事通信2018年9月20日)
 
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挟まった「異物」は鉄さび=高浜3号機の蒸気発生器―関電

 関西電力高浜原発3号機(福井県高浜町、定期検査中)の蒸気発生器内で、伝熱管が通る支持板の間に異物が挟まり、伝熱管1本の外側部分が摩耗していた問題で、関電は20日、異物は2次冷却水に含まれる鉄の微粒子が集まったさびだったと発表した。
 関電から連絡を受けた福井県によると、さびは長さ約13ミリ、幅約5ミリ、厚さは1ミリ未満。工具で除去しようとした際、簡単に砕けるほどもろかったため、関電は伝熱管が摩耗した原因ではないと判断した。
 関電は前回の定期検査中に作業員の衣服などに付着した金属片が2次冷却水に混入し、伝熱管の摩耗につながった可能性が高いと指摘。既に金属片は放水口から海に排出されたとみている。 

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