[2018_09_07_19]苫小牧港で「液状化」被害調査(NHK2018年9月7日)
 
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苫小牧港で「液状化」被害調査

09月07日 20時47分
 震度5強の揺れで「液状化」などの被害を受けた苫小牧港を専門家などが訪れ、その被害状況や原因を詳しく調査しました。
 苫小牧市の苫小牧港では、6日の地震の影響で地下水と泥や砂が混ざって噴き出す「液状化」とみられる現象が、コンテナを積み降ろすふ頭やその周辺の道路で起き、東港区の国際コンテナターミナルなどが使えなくなっています。
 7日は、液状化などに詳しい専門家や港湾の管理者などが港の被害状況や原因などを詳しく調べました。
 専門家たち一行は、深さ2メートルほど陥没して大きな穴ができた場所や、10数メートルにわたってひび割れていたり盛り上がっていたりしている道路を測量するなどして被害状況を確認していました。
 液状化現象などに詳しい港湾空港技術研究所の佐々真志動土質研究グループ長は、「液状化とみられる被害が広い範囲で起きているが、復旧していくことは可能だ」と話していました。
 港を管理する組合は、7日の調査結果などをふまえて、今後専門家の助言を受けながら復旧を進めていきたいとしています。

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