[2018_09_06_03]平成30年9月6日03時08分頃の胆振地方中東部の地震について(気象庁2018年9月6日)
 
参照元
平成30年9月6日03時08分頃の胆振地方中東部の地震について

04:00

報道発表日
 平成30年9月6日

本文

地震の概要
 検知日時(最初に地震を検知した時刻)  9月6日03時08分
 発生日時(地震が発生した時刻)     9月6日03時07分
 マグニチュード             6.7(暫定値)
 場所および深さ             胆振(いぶり)地方中東部、深さ37km(暫定値; 速報値約40kmから更新)
 発震機構                東北東-西南西方向に圧力軸を持つ逆断層型(速報)
 震度                  【最大震度6強】北海道安平町(あびらちょう)で震度6強、北海道千歳市(ちとせし)で震度6弱を観測したほか、北海道から中部地方の一部にかけて震度5強〜1を観測しました。
                     なお、震央付近の複数の観測点について、震度データが入電していません。

○ 防災上の留意事項

 この地震による津波の心配はありません。
 揺れの強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっているおそれがありますので、今後の地震活動や降雨の状況に十分注意し、やむを得ない事情が無い限り危険な場所に立ち入らないなど身の安全を図るよう心がけてください。
 地震発生後1週間程度、最大震度6強程度の地震に注意してください。特に、地震発生後2〜3日程度は、規模の大きな地震が発生することが多くあります。

○ 地震活動の状況

今回の地震発生後、6日04時50分現在、震度1以上を観測した地震が12回(最大震度4が1回、最大震度3が4回、最大震度2が4回、最大震度1が3回)発生しています。

○ 長周期地震動の状況

石狩地方南部では、長周期地震動階級4を観測しました。これらの地域の高層ビルの高層階では、立っていることができず、はわないと動けない、固定していない家具の大半が移動し倒れるものもあるなどの非常に大きな揺れになった可能性があります。

○ 緊急地震速報の発表状況

 この地震に対し、地震検知から7.3秒後の03時08分12.6秒に緊急地震速報(警報)を発表しました。

図表等を含めた資料全文につきましては、下記の「資料全文」をご参照下さい。

問い合わせ先
 気象庁 地震津波監視課
 電話 03-3284-1743

資料全文
平成30年9月6日03時08分頃の胆振地方中東部の地震について[PDF形式: 849KB]


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