[2018_07_27_02]東電、福島に廃炉資料館開設へ=進捗状況も発信(時事通信2018年7月27日)
 
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東電、福島に廃炉資料館開設へ=進捗状況も発信

 東京電力は27日、事故を起こした福島第1原発の廃炉作業について発信する「東京電力廃炉資料館」を福島県富岡町に開設すると発表した。
 11月末に開館する予定で、東電が廃炉に関する展示を行うのは初めて。
 原発事故前、原子力のPR施設として使われていた「旧エネルギー館」を改装する。資料館は2階建てで、展示面積は約1900平方メートル。今後30〜40年にわたる廃炉作業の全容と進捗(しんちょく)状況を分かりやすく発信する。
 廃炉に向けて大きな課題となる溶け落ちた核燃料(デブリ)を原子炉内から取り出す作業に関連し、今後行われるロボットによる調査の仕組みなどを発光ダイオード(LED)ビジョンで説明。事故当時の対応を伝えるブースも設置し、拡張現実(AR)を用いた映像なども流すという。 

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