[2018_01_06_01]海溝型地震の長期評価(地震調査研究推進本部地震調査委員会2018年1月6日) |
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海溝型地震の長期評価とは・・・ 日本列島周辺では海のプレート(太平洋プレートとフィリピン海プレート)が陸のプレート(北米プレートとユーラシアプレート)の下に沈み込んでいて、プレート境界や、沈み込む海のプレートの内部では大きな地震が発生し、大きな津波を伴うこともあります。地震調査研究推進本部地震調査委員会では、これらの地震を海溝型地震と呼び、地震が発生する領域や規模、確率等について長期評価としてまとめています。 地震調査委員会は、平成12年度から15年度にかけて、千島海溝、三陸沖から房総沖にかけての日本海溝、宮城県沖、相模トラフ、南海トラフ、日向灘及び南西諸島海溝周辺、日本海東縁部を対象に長期評価を行い、公表してきました。このうち、千島海溝については平成15年(2003年)十勝沖地震の発生を受けて評価を改訂しました。三陸沖から房総沖にかけての日本海溝については、宮城県沖地震の長期評価と統合し、また、平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の発生を受けて、長期評価を改訂しました。 しかし、東北地方太平洋沖地震のような超巨大地震を評価の対象とできなかったことをはじめ、海溝型地震の長期評価に関して様々な課題が明らかとなりました。したがって、地震調査委員会では、現行の長期評価手法を見直し、新たな手法を検討、試行しながら長期評価の改訂を行っています。 現在、南海トラフ、相模トラフ沿い、および千島海溝沿いの地震活動について改訂版を公表しています。 1.千島海溝沿い 千島海溝沿いの地震活動の長期評価(第三版) 2017年12月19日公表 <参考資料> (事務局資料) 千島海溝沿いの地震活動の長期評価(第三版)改訂のポイント 2017年12月19日公表 千島海溝沿いの地震活動の長期評価(第三版)概要資料 2017年12月19日公表 千島海溝沿いの地震活動の長期評価(第二版)について 2004年12月20日公表 (別添資料「2003年十勝沖地震の観測記録を利用した強震動予測手法の検証について」 ) 2004年12月20日公表 千島海溝沿いの地震活動の長期評価について 2003年3月24日公表 2003年8月14日訂正 2003年11月12日変更 2.三陸沖から房総沖 三陸沖から房総沖にかけての地震活動の長期評価(第二版)について 2011年11月25日公表 2012年2月9日変更 三陸沖から房総沖にかけての地震活動の長期評価の一部改訂について 2009年3月9日公表 三陸沖から房総沖にかけての地震活動の長期評価について 2002年7月31日 2002年9月11日訂正 2003年7月29日訂正 2003年11月12日変更 2005年1月12日訂正 宮城県沖地震の長期評価 2000年11月27日公表 2001年3月14日訂正 2003年11月12日変更 3.日本海東縁部 日本海東縁部の地震活動の長期評価について 2003年6月20日公表 4.相模トラフ 相模トラフ沿いの地震活動の長期評価(第二版)について 2014年4月25日公表 <参考資料> (事務局資料) 相模トラフ沿いの地震活動の長期評価(第二版)の概要資料 2014年4月25日公表 相模トラフ沿いの地震活動の長期評価について 2004年8月23日 5.南海トラフ 南海トラフの地震活動の長期評価(第二版)について 2013年5月24日公表 2013年10月1日訂正 <参考資料> (事務局資料) 南海トラフの地震活動の長期評価(第二版)の概要資料 2013年5月24日公表 南海トラフの地震の長期評価について 2001年9月27日 6.日向灘および南西諸島海溝周辺の地震 日向灘および南西諸島海溝周辺の地震活動の長期評価について 2004年2月27日 7.その他 海溝型地震の長期評価の一部変更について 2003年11月12日 |
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