[2017_10_28_02]非常用発電機の出火 部品経年劣化が原因 原燃ウラン濃縮工場(東奥日報2017年10月28日)
 
 日本原燃は27日、六ヶ所ウラン濃縮工場の補助建屋で7月に発生した非常用ディーゼル発電機からの出火は、部品の経年劣化により連続通電状態となったのが原因とみられると発表した。
 原燃が調査した結果、焼損した「電磁接触器」の樹脂部品が経年劣化して固まり、コイルが連続して通電状態になり出火したと判断した。原燃は樹脂部品を製造後28年間交換していなかった。電磁接触器を新品に交換したほか、同型の発電機の部品も交換した。原燃は再発防止策として、長期間使用している部品はメーカー推奨期間を踏まえた交換周期を定めるなどの点検・交換計画を策定し管理を行う。   (阿部泰起)

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