[2017_09_11_03]柏崎刈羽審査書案、13日は示さず=東電の「適格性」議論継続―規制委(時事通信2017年9月11日)
 
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柏崎刈羽審査書案、13日は示さず=東電の「適格性」議論継続―規制委

 原発再稼働の前提となる新規制基準の適合性審査で、原子力規制委員会は11日、東京電力柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)について、13日の定例会合では事実上の合格証となる「審査書案」を提示しないことを決めた。
 審査合格は20日以降になるとみられる。
 規制委は福島原発事故の当事者である東電に対し、通常の技術的審査とは別に「原子力事業者としての適格性」を判断する必要があるとして、経営陣から原子力安全への意識や廃炉作業に向けた決意などを直接聞き取った。
 今月6日の定例会合では、委員の間でおおむね了承が得られたが、東電が示した「決意」を担保する枠組みが必要との意見が出て、最終結論は持ち越された。

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