[2017_06_29_02]補正書提出「7月中」あらためて方針説明 再処理工場で原燃社長(東奥日報2017年6月29日)
 
 日本原燃の工藤健二社長は28日、定例記者会見を青森市のラ・プラス青い森で開き、六ヶ所再処理工場の審査合格証のベースとなる補正申請書の提出時期について、「7月中」とする方針をあらためて説明した。
 原燃は22日に開かれた原子力規制委員会の審査会合で重大事故対策の再検討を求められ、6月中としていた補正申請書提出を7月に遅らせる意向を示していた。
 工藤社長は会見で「7月中に出すベく努力している」とし、重大事故対策については「ヒアリング等で丁寧に説明したい」と語った。補正申請書の提出は遅れているものの、2018年度上期を予定する完工時期は変更しないと強調した。
 また、原燃社内の安全管理部門で不適切な対応が発覚した問題を受け、社外専門家による検証委員会の初会合が23日に開かれ、委員からは積極的な情報発信などを求める意見が出た−と報告した。 (阿部泰起)
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