[2017_04_21_07]柏崎原発敷地に活断層か 専門家指摘 東電評価に疑義(新潟日報2017年4月21日)
 
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柏崎原発敷地に活断層か 専門家指摘 東電評価に疑義

 東京電力柏崎刈羽原発周辺の地層で見つかり、東電が約20万年前に堆積したとする火山灰「刈羽テフラ」が、柏崎市藤橋で見つかった約13万年前に堆積したとされる火山灰「藤橋40」とほぼ同じ成分であることが14日、専門家の調査で分かった。火山灰の年代は断層の活動性の指標になる。東電は刈羽テフラの年代などを基に、原発敷地内や周辺の断層について「約20万年前以降の活動はない」と活動性を否定してきた。だが、刈羽テフラが約13万年前に堆積したとすれば、原子力規制委員会の新規制基準に基づくと、これらの断層が活断層と見なされる可能性がある。

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