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日立、ウラン濃縮の開発事業で６５０億円の損失計上へ
　日立製作所は、今年３月期の連結決算においてレーザーを使ったウランの濃縮技術の開発事業で、およそ６５０億円の損失を計上する見通しになったと発表しました。
　日立製作所は、アメリカの大手電機メーカー、ゼネラル・エレクトリックと共同で、原発の燃料となるウランを、レーザーで濃縮する技術の開発事業を手がけてきました。しかし、世界的な原発事業の低迷を受け、事業価値を見直した結果、今年３月期の連結決算でおよそ６５０億円の損失を計上する見通しになったということです。
　日立は今後、この事業をオーストラリアのハイテク企業に売却する方向で検討を進めているとしています。（24日19:14）