[2017_03_08_05]核燃工場、初の「合格」=新基準で審査書案―規制委(時事通信2017年3月8日)
 
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核燃工場、初の「合格」=新基準で審査書案―規制委

 原子力規制委員会は8日、核燃料製造会社「グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン(GNF―J)」の核燃料加工工場(神奈川県横須賀市)について、新規制基準に適合するとした審査書案をまとめた。
 事実上の審査合格で、核燃工場では初めて。経済産業省の意見を聴いた上で正式決定する。
 東京電力福島第1原発事故を受け、核燃料加工工場などの原子力施設も、想定を超える地震や津波による重大事故対策と、テロ行為による破壊などへの対策が新たに求められた。
 GNF―Jは想定を超える地震や津波で工場の施設が破壊され、放射性物質が外部に放出された場合でも、敷地周辺の住民が受ける被ばく線量は基準の5ミリシーベルトを大幅に下回ると試算。規制委は試算を妥当と判断した。

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