[2017_03_03_03]「玄海原子力発電所の安全対策」の誤りを指摘 「原子力規制世界最高水準という虚言の批判」のダイジェスト版 −福岡核問題研究会のホームページに公開− 中西正之(元燃焼炉設計技術者)(たんぽぽ舎メルマガ2017年3月3日)
 
参照元
「玄海原子力発電所の安全対策」の誤りを指摘 「原子力規制世界最高水準という虚言の批判」のダイジェスト版 −福岡核問題研究会のホームページに公開− 中西正之(元燃焼炉設計技術者)

 <「原子力規制世界最高水準という虚言の批判」のダイジェスト版>
 福岡県革新懇の事務局から、『九州電力株式会社福岡西配電事業所福岡西営業所が糸島市行政区長様宛に送付された「玄海原子力発電所の安全対策」(パンフレット)のお届けについての』の写しを送付していただきました。
 この「玄海原子力発電所の安全対策」(パンフレット)の最初のページに
○『玄海原子力発電所の安全性がさらに向上しました。
 当社は、{福島第一原子力発電所のような事故は決して起こさないという闘い決意のもと、玄海原子力発電所3・4号機の安全性向上に向け、取り組んでまいりました。
 その結果、「世界でも最も厳しい水準にある新規制基準」に適合し、安全対策の有効性が確認され、万が」の事故の際においても、政射性物質の放出量は、福島第一原子力発電所事故時の約2,000分の1の「4.5テラベクレル(1基あたり)」であることが確認されました。(新規制基準の目額値:100テラペクレル/1基あたり)
 このたび、原子力規制委員会より、原子炉設置変更許可を受領しましたが、今後とも、安全性向上の取り組みに終わりがないことを肝に銘じ、ハード・ソフト両面において、更なる安全性・信頼性の向上に取り組んでまいります。』と説明されています。

○福岡核問題研究会は、これらの主張が如何に誤っているか、これは新しい神話だという事を、ホームページの2年前の2014年12月4日付け「原子力規制世界最高水準という虚言の批判 ―世界一楽観的な進展シナリオに沿った,世界一奇妙な評価―」で詳しく報告していました。

○この報告書は詳細な報告書ですが、全量を読みこなすには、時間が掛かりますので、今回ダイジェスト版を作成し、福岡核問題研究会のホームページに公開しました。
 そのダイジェスト版を紹介いたします。

KEY_WORD:GENKAI_: