[2017_02_09_02]仏原発で爆発、放射能被害なし=5人が中毒症状(時事通信2017年2月9日)
 
参照元
仏原発で爆発、放射能被害なし=5人が中毒症状

 【パリ時事】フランスメディアによると、9日午前10時(日本時間同午後6時)ごろ、仏北西部フラマンビルの原子力発電所で爆発があった。
 地元当局は、発生場所について「原子力施設の外部だ」とした上で、放射能被害の恐れはないと説明した。技術的な要因による事故で、テロの可能性はないとみられる。
 現場にいた5人が煙を吸い込み、軽い中毒症状が表れているが、ほかに負傷者は出ていない。火災は約1時間後に沈静化した。同原発では爆発を受けて、一部原子炉の運用を停止した。
 フラマンビルの原発は1985年に稼働が始まり、現在は新型の欧州加圧水型炉(EPR)の建設が進んでいる。原発から北約20キロには、日本などからの使用済み核燃料を扱う核燃料再処理工場がある。

KEY_WORD:_: