[2016_12_24_01]川内原発「パブコメ」意見書こう! 稼働しながらの設置変更許可審査を許すな! 免震重要棟なしの稼働を許すな! 全原発「福島第一原発事故の教訓無視」での免震重要棟回避を糾弾! 「パブコメ」意見を書いて原子力規制委をせめよう! 締め切りは12月30日 「再稼働阻止全国ネットワーク事務局(たんぽぽ舎メルマガ2016年12月24日)
 
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川内原発「パブコメ」意見書こう! 稼働しながらの設置変更許可審査を許すな! 免震重要棟なしの稼働を許すな! 全原発「福島第一原発事故の教訓無視」での免震重要棟回避を糾弾! 「パブコメ」意見を書いて原子力規制委をせめよう! 締め切りは12月30日 「再稼働阻止全国ネットワーク事務局

◎原子力規制委員会に対する私たちの主張
私たちは、原子力規制委員会の発足後、次のことを主張してきました。
1.原子力規制委員会は再稼働推進委員会である。
2.「新規制基準」は既存の原発を再稼動させる為の緩やかに過ぎ合理性を欠く基準であり、「世界最低水準」である。
3.川内原発の適合性審査は、「国民」の懸念や多くの専門家の指摘を無視して、原子力規制委員会と原子力規制庁とが再稼働推進のために実施したもので、全く信用できない
4.規制委が策定した「原子力防災指針」に基づく防災計画・防災訓練を審査対象とせず、特に避難計画・避難訓練が全く実効性が無いまま再稼働を認めようとしており、国際原子力推進機関IAEAでさえ要求する深層防護第5層を満たしていない
5.地元や周辺自治体の住民の理解を得ずに再稼働を認めている
6.福島第一原発事故の影響を過小評価して再稼働を推進している

◎「パブコメ」提出の提案
 以上の観点から、田中委員長をはじめとする委員の辞任と原子力規制委の解散をこそ私たちは要求したいですし、個々の原発の審査へのパブリックコメントを書くのもばからしい気がします。
 しかしながら、今回募集中の「九州電力株式会社川内原子力発電所1号及び2号炉の発電用原子炉設置変更許可申請書に関する審査書案に対する科学的・技術的意見の募集について」は、見過ごすことができません。
 なぜなら、(1)稼働しながらの異常な設置変更許可審査に対するパブコメであり、(2)福島第一原発事故の教訓である「免震重要棟」を九州電力が約束破りして再稼働後にやめると変更しており、(3)他電力会社も「免震重要棟建築」を逃れて再稼働ようとしている、からです。
 先の玄海原発のパブコメが4000通を超えたことを原子力規制庁担当も気にしていました。

 年末でお忙しいと存じますが、今年最後の原子力規制委抗議行動をパブコメで表現してください。なお、原子力規制委は、審査書に対する科学的・技術的意見に限定し、御意見の対象を該当箇所がわかるように、ページ番号、章番号及び条番号を明記することを要求しています。
 なお、時間の関係で今回は緊急時対策所(免震重要棟)に限定して意見を書きました。ご了解願います。
 以下に、パブコメ意見例(タイトル部分のみ掲載)とパブコメ募集要項を添えました。
(<パブコメ意見例> 2000文字以内、但し分割して出すことも可能)

 「九州電力株式会社川内原子力発電所1号及び2号炉の発電用原子炉設置変更許可申請書に関する審査書案」は不当である
1 稼働中の設置変更許可審査は「審査・検査の流れ」違反(2〜3ページ)であった。
2 再稼働前の審査に違反(2〜3ページ)
3 「免震重要棟」なしでは緊急時の対策ができない(24ページ〜45ペー ジ) 「緊急時対策所の変更」は認められない。
4 安全文化の欠如(全般)

【パブコメ募集案内】
以下は、原子力規制委の次のサイトに掲げられている
【パブコメ募集案内】です。
○九州電力株式会社川内原子力発電所1号及び2号炉の
 発電用原子炉設置変更許可申請書に関する審査書案に
 対する科学的・技術的意見の募集について
http://www.nsr.go.jp/procedure/public_comment/20161201_01.html
(1) 電子政府の総合窓口(e-Gov)の意見提出フォームを使用する場合
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=198282012&Mode=0
(2)郵送・FAXで意見を提出する場合
【意見送付の宛先】
住所:〒106-8450東京都港区六本木1-9-9六本木ファーストビル
原子力規制庁 安全規制管理官(PWR担当)宛てFAX:03-5114-2179
(3)意見提出期間 2016年12月01日(木)から12月30日(金)まで
(4)問合せ先 原子力規制庁安全規制管理官(PWR担当)付
     安全規制管理官 市村 担当:西崎、片野、杉立
     電話(直通):03-5114-2113、電話(代表):03-3581-3352
(5)意見募集要項
添付ファイル
http://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000151152
(6)FAXによる提出用紙
添付ファイル
http://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000151155

(お問合せ)
「再稼働阻止全国ネットワーク事務局」

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