[2016_07_15_05]地球内部の層構造(WIKIBOOKS2016年7月15日)
 
高等学校理科/地学基礎/惑星としての地球/地球内部の層構造
参照元
地球内部の層構造

(前略)
 地殻の厚さは、大陸の地殻と海洋下の地殻とでは、厚さが大きく違う。 一般に大陸地殻は厚さ 30km〜60km であり、海洋地殻は厚さ 5km〜10km である。
 地球の半径は 約6400km であるので、地球半径と比べると、地殻は、とてもうすい。
 大陸地殻の上部は花こう岩質であり、大陸地殻の下部は、玄武岩(げんぶがん)質である。この上部地殻と下部地殻の境界をコンラッド不連続面という。
 海洋地殻は、ほとんど玄武岩質である。
 地殻より下に、地殻よりも密度の大きい固体のマントルがあり、深さ2900kmほどまでマントルが続いている。 2900kmより深いあたりが核(かく)である。核は2層に分けられ、外側が液体であり外核(がいかく)といい、内側が固体であり内核(ないかく)という。
地殻の構造

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