[2016_05_31_05]5.23原子力規制委交渉を踏まえ,川内1・2号運転中止、再稼働認可取り消し、基準地震動見直しを原子力規制委に求めよう!(若狭ネット2016年5月31日)
 
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5.23原子力規制委交渉を踏まえ,川内1・2号運転中止、再稼働認可取り消し、基準地震動見直しを原子力規制委に求めよう!

 2016年熊本地震の余震が継続し、震源の不気味な広がりを危惧しながら、私たちは5月23日、原子力規制委員会・原子力規制庁と交渉し、川内1・2号の運転停止、再稼働認可取り消し、基準地震動の見直しを強く求めました。公開質問状への賛同は86団体・777個人(5月24日現在)に達し、市民側参加者35名で原子力規制庁の安全管理調査官ら2名を1時間半にわたり厳しく追及しました。
 原子力規制庁は「現時点で、川内原発の基準地震動の見直しを働きかける、ないし、運転停止命令を出すというところにはない」と居直りました。しかし、熊本地震と川内原発に関する私たちの主張そのものについては、「現時点では即対応すべきとは考えていない。」「現時点で、詳細はぎとり波解析をやるというところまで知見収集も至っていない。」としながらも、事実上、@熊本地震の前震であるM6.5の地震で1,000ガル超(はぎとり波換算)の地震動が起きた可能性、A益城観測点の地下地震観測記録が川内1・2号の基準地震動を超えた可能性、B地震動評価手法の一つである耐専スペクトルが大幅な過小評価である可能性については、事実として認めざるを得ませんでした。その概要は以下の通りです。(後略)


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