[2016_03_24_07]こちら特報部 関電・八木社長 「逆転勝訴なら損害賠償も」 怒る住民「裁判封じ」 仮処分不満なら「国に求めるのが筋」(東京新聞2016年3月24日)
 

※以下は上記本文中から重要と思われるヶ所を抜粋し、テキスト化したものである

(前略) 仮処分決定をめぐっては、角氏が発言した翌日の18日、関電の八木誠社長も電気事業連合会の定例記者会見でこんな発言をした。「損害賠償請求は、逆転勝訴すれば考えられる」
 関電は高浜原発停止分の発電を補うための燃料費が一日、3億円程度必要と試算する。1カ月間なら約90億円だ。いずれ、民事訴訟になって関電が勝訴したら、原告側に莫大な金額を請求する可能性があるという趣旨だ。(中略)
 脱原発弁護団全国連絡会は22日、八木社長に発言撤回を求めた。関電に送った書面には「申立人らを恫喝して仮処分の維持を断念させ、全国の原発の運転禁止の仮処分の申し立ても牽制する目的」と記した。同日、記者会見した共同代表の河合弘之弁護士は「関電は自らの努力不足を恥じるべきだ」と批判した。
KEY_WORD:TAKAHAMA_:井戸謙一弁護士:三権分立:八木誠社長:河合弘之弁護士:海渡雄一弁護士:独協大の右崎正博(うさきまさひろ)教授:SENDAI_:鹿児島地裁:井ノ上利恵さん:福岡高裁宮崎支部: