[2016_02_26_02]泉田知事、4選出馬の意向表明 県議会定例会本会議(新潟日報2016年2月26日)
 
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泉田知事、4選出馬の意向表明 県議会定例会本会議

泉田裕彦知事(53)は26日午前の県議会2月定例会本会議で、3期目の任期満了に伴う今秋の知事選について「いま一度県民の皆さまに信を問いたい」と述べ、4選を目指して出馬する意向を表明した。初当選時から知事を推薦する県議会最大会派の自民党は知事選への対応を「白紙」としており、今後は自民党の動向が焦点となる。

 自民党の代表質問で小野峯生県議に知事選への対応を問われた泉田氏は、県政運営の成果として魚沼地域の医療再編などを挙げた上で、「政策の方向性について多くの皆さまの声に耳を傾けながら、信頼され、愛される県庁を基本理念として前進したい」と話した。

 また焦点東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題について、「再稼働の議論ができないとはこれまでも言っていない」「観念的に脱原発と申し上げたことはない」と述べた。

 泉田氏はこれまで4期目の対応について明らかにせず、後援会幹部らと話し合ってきた。

 泉田氏は加茂市出身。京大法学部を卒業後、1987年に通商産業省(現経済産業省)に入省。2004年10月の知事選で初当選し、現在3期目。

 秋の知事選への出馬表明は泉田氏が初めて。

 本県の戦後の知事で4選したのは故・君健男氏だけ。君氏は病気のため、4期目の任期途中で辞任している。

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