[2016_02_20_01]非常用電源故障 計器不良が原因 再処理工場分離建屋(東奥日報2016年2月20日)
 
 日本原燃は19日、六ヶ所再処理工場の分離建屋で昨年11月に非常用電源装置が故障した原囚を、電流を計測する計器のIC(集積回路)の不良により電圧値に異常が発生したためとの調査結果を発表した。
 原燃によると、故障したのは外部電源喪失時、非常用ディーゼル発電機が給電開始するまでの約15秒間を補う電源装置で2系統ある。もう1系統が点検中だったため、故障が復旧するまで一時的に機能喪失状態にあった。
 原燃は再発防止策として2系統とも昨年中に計器を新品に交換。正常に作動することを確認したという。
     (阿部泰起)
KEY_WORD:ROKKA_: