[2015_01_13_01]東電関係者らを告発 福島告訴団 津波対策で2度目(東奥日報2015年1月13日)
 東京電力福島第1原発事故で、福島原発告訴団は13日、大津波を予測していたのに必要な対策を怠ったとして、業務上過失致死容疑で、森山善範元原子力安全・保安院原子力災害対策監や、東電の津波対策担当者ら9人についての告発状を東京地検に提出した。告発は2012年6月に続き2度目。
 告発状によると、森山氏らは福島第1原発で重大事故が発生するのを防ぐ注意義務を怠り、東日本大震災に伴う津波で放射性物質を排出させ、多数の住民を被ばくさせたとしている。
 告訴団は12年6月、勝俣恒久元会長らを同容疑で告発。
 東京地検が不起訴処分としたが検察審査会が「起訴相当」を議決し、地検による再捜査が続いている。
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