[2014_11_16_01]六ヶ所・再処理工場 延長コードから発煙(東奥日報2014年11月16日)
 
 日本原燃は15日、六ヶ所再処理工場使用済み燃料受け人れ・貯蔵管理建屋内の地下1階で同日午前10時半ごろ、清掃器具につながっていた延長コードから発煙し、火災報知器が鳴ったと発表した。炎は確認されなかったが、現場を調べた六ヶ所消防署は火災と判断した。
 原燃によると、火災が起きたのは使用済み核燃料貯蔵プールに隣接する建物で、放射線管理区域外。負傷者はなく、放射性物質の漏えいなど周辺環境への影響もないという。
 同社協力会社の作業員が床のワックスがけをしていたところ、延長コードのコンセントに近い部分から発煙し、壁にも約50センチ四方に黒いすすの跡が残った。六ヶ所消防署は午前11時20分ごろ、火災の発生と鎮火を確認した。消防が出火原因を調査している。
     (古川靖隆)
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