[2014_03_13_02]川内原発再稼働時「九州全域に説明を」 熊本県の蒲島知事(西日本新聞2014年3月13日)
 

川内原発再稼働時「九州全域に説明を」 熊本県の蒲島知事

 熊本県の蒲島郁夫知事は18日の定例記者会見で、九州電力川内原発鹿児島県薩摩川内市が、再稼働1号になる可能性が高まったことに関連し、「原発が立地する鹿児島県や佐賀県の問題ではなく、九州全域の人たちが安全性にとても敏感になっている。安全性は国の責任において確保されるべきもので、国は丁寧な説明責任がある」と述べ、再稼働決定時に国が九州全域に説明する必要があるとの認識を示した。
 熊本県は、川内原発から半径30キロの緊急防護措置区域UPZには入らないが、県南の水俣市などが約40キロに位置する。2012年7月には、UPZ外の県では初めて、九電と情報提供に特化した覚書を締結した。

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