[2009_02_26_01]福井の5原発 「活断層の評価が甘い」 保安院の見直し指示(中日新聞2009年2月26日)
 
 原発の事業者が耐震安全性を自己評価した結果を審査している経済産業省原子力安全・保安院は25日、高速増殖原型炉「もんじゅ」など福井県内の5原発で、地震の大きさを左右する活断層に関する評価が過小だとして、想定される地震の揺れの強さ(基準地震動)を見直すよう事業者に求めた。原発事業者に対し、保安院が活断層評価の見直しを求めたのは初めて。(中略)
 もんじゅ(日本原子力研究開発機構)や美浜原発(関西電力)の南西を通る3つの活断層は従来の最大19キロが41キロに、敦賀原発(日本原子力発電)の北東を通る二つの活断層は同32キロが61キロと評価され、それぞれ基準地震動が引き上げられる可能性が出てきた。

KEY_WORD:保安院:MONJU_:日本原子力研究開発機構:MIHAMA_:TSURUGA_:基準地震動:保安院の森山善範・原子力発電安全審査課長: