| [2008_09_13_01]柏崎原発 確認怠り手順書不備 制御棒結合不良 保安院が厳重注意(新潟日報2008年9月13日) |

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東京電力は12日、6月に中越沖地震後の点検中の柏崎刈羽原発6号機で制御棒が駆動機構から外れていた問題で、作業員が制御棒取り替え時に確認を誤った上、必要な作業手順書が策定されていなかったことなどが原因だと発表した。東電は同日、この間題に関する中間報告を経済産業省原子力安全・保安院に提出。保安院は保安規定違反として東電に改善を指示し、厳重注意した。
保安院は「制御棒が急速に落下する恐れがあり、安全上重要な問題」としている。同原発での保安規定違反は2004年以来2回目。 東電によると、2007年6月の定期検査で、制御棒の取り替え作業を実施。制御棒と駆動機構の結合具合は制御棒と駆動機構の一部を含めた荷重の合計で確認するが、担当者は制御棒の荷重だけで問題なしと誤認した。その後の確認試験でも、本来必要な取り替え作業用の手順書がなく、駆動機構に関する別の手順書を流用し結合不良を見落とした。 同様のトラブルは同原発6号機で過去2件発生していたが、いずれも確認試験で不具合が見つかったため不適合事象として扱わず作業手順も改善しなかった。 東電では、作業手順の見直しやダブルチェック体制の構築などの対策をとると説明。「改善指示を真撃(しんし)に受け止め、再発防止に取り組む」とした。 また柏崎刈羽原子力保安検査官事務所の今井俊博所長が12日会見し、「制御棒は安全上重要な機器であり、適切な計画や管理に基づいた作業確認が必要だ」と指摘した。 |
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