[2005_02_20_01]スマトラ沖地震 最大津波、「50メートル級」観測 横浜国大チーム測定(朝日新聞2005年2月20日)
 スマトラ沖地震の津波で被害が大きかったインドネシア・スマトラ島で海面から48・9メートルの高さまで津波が達した地点があったことが、柴山知也・横浜国立大教授(海岸工学)らの測定で分かった。計測された中では最大で、50メートル級の津波の観測例は過去を見ても極めてまれという。
 津波が48・9メートルに達していたのは、島北端のナングロアチェ州の州都バンダアチェの南約20キロの半島部。12〜14日に現地に入った柴山教授らは、二つある山の間の峠より高い地点に木などが大量に漂着しているのを見つけ、海水の到達地点として高さを測定した。
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