蔵王山
 
蔵王山全景 蔵王町内から 2011年11月27日 気象庁撮影

 
[ 概要 ]
 
※以下は気象庁からの引用です。
 玄武岩〜安山岩の成層火山群で、約100〜70万年前には玄武岩質マグマの活動が水中で起こった。30万年間ほどの休止期を挟んで、約40〜10万年前には安山岩質の溶岩流が複数の噴出口から多数流出し、山体の上部を形成する熊野岳(くまのだけ、最高峰)・刈田岳(かっただけ)などが形成され現在の山容の骨格が形成された。その後約3万年前に山頂部に直径2km程度のカルデラが形成されると同時に玄武岩質安山岩マグマの爆発的な活動が開始され、それは断続的に現在まで続いている。五色岳は上記カルデラの中に生じた後カルデラ火砕丘で約2千年前から活動を続けており、火口湖御釜(直径360m、別名五色沼)をもつ。有史以降も主に御釜を噴出口とする数多くの活動が記録されているが、被害を伴った噴火は御釜の内外で発生している。噴火に伴い泥流を発生することが多い。御釜の北東の新噴気孔など数地域に噴気孔がある。構成岩石のSiO2 量は51.3〜64.1 wt.%である。

 
[ リンク集 ]
 
当火山から160km圏内の原発 [ 女川原発 ]
Wikipedia(蔵王連峰)
蔵王山 - 気象庁
日本活火山総覧(第4版)Web掲載版 蔵王山 (PDF) - 気象庁
日本の火山 蔵王山 - 産業技術総合研究所 地質調査総合センター
国土地理院地図 蔵王山

 
[ 概要2 ]
 
・以下は「日本の火山噴火」(※)からの引用です。
 
 宮城県と山形県の県境にある蔵王山は連山で、最高峰は主峰・熊野岳である。噴火こそないものの、火山性地震、噴煙、噴気、火山鳴動、湖水の変色、温泉の異常など、火山活動は断続的に続いている。
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 蔵王山は宮城県と山形県の県境にある連山で、最高峰は標高1841mのところにある主峰・熊野岳である。
 24時間常時観測対象火山の1つだったが、噴火警戒レベルは設定されていなかった。だが2015年4月に火口周辺で噴火警報警戒がだされた。その後、6月に警報は解除されたものの、同年11月にも火山性微動が観測されるなど、火山活動が高まった状態にある。これらのことから、2016年からは新たに噴火警戒レベルが設定され、1になった。(後略)
 
※「日本の火山噴火」(島村英紀著:秀和システム:2017年4月1日)

 
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蔵王山 小噴火の恐れ 火口周辺警報 気象庁が発令 東奥日報  2015/04/14 TOP

 
【記事44840】
地震の年表(日本) Wikipe  2016/07/10 TOP
(前略) 最近発生した地震の情報については、ウィキニュース、あるいは他の報道をご覧ください。ウィキペディアでは最近発生した地震に関する情報の正確さや新しさを保証できません。また、編集に際しては地震直後の被害状況など、すぐに古くなると考えられる情報については落ち着くまで更新を留保してください。(後略)

 
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<蔵王山>噴火警戒レベル引き上げ 宮城・山形5市町注意を喚起 河北新報  2018/01/31 TOP
蔵王山(蔵王連峰)の噴火警戒レベルが1(活火山であることに留意)から、2(火口周辺規制)に引き上げられた30日、警報の対象となった宮城県の蔵王、七ケ宿、川崎3町と山形、上山の両市は火口周辺への立ち入りを規制し、エリアメールなどを通じて住民らに注意喚起した。(後略)

 
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活発化する火山活動 噴火予知はなぜ難しいのか? 島村英紀 THE_PAGE  2018/02/20 TOP
各地で火山活動が活発化がみられます。先月23日には草津白根山(群馬・長野県境)が噴火。30日には蔵王山(宮城・山形県境)、2月に入ると、霧島連山(宮崎、鹿児島県境)の御鉢、硫黄山が相次いで噴火警戒レベル2に引き上げられました。(後略)
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