[2020_03_25_03]第1原発・処理水500〜600倍に希釈 海洋放出時の東電検討案(福島民友2020年3月25日) |
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東京電力は24日、福島第1原発で発生する放射性物質トリチウムを含む処理水を海洋放出すると想定した場合、海水で500〜600倍に薄め、国の基準の40分の1未満とする処分方法の検討案を初めて公表した。廃炉が完了する予定の2041〜51年までに放出を終えたいとしている。 国の基準では海水中のトリチウム濃度は1リットル当たり6万ベクレルが上限とされている。処理水のトリチウム濃度は1リットル当たり平均約73万ベクレルだが、東電は、第1原発敷地内でくみ上げ海に放出している地下水と同レベルの同1500ベクレル未満に薄めることを想定している。新たな風評被害を抑える狙いがあり、発生した場合は「適切に賠償対応する」との方針も盛り込んだ。 |
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