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川内原発即時停止を九電に申し入れ

 熊本県を中心に相次ぐ地震を受け、佐賀県平和運動センターと社民党県連は19日、全国で唯一、稼働中の川内原発(鹿児島県)を直ちに停止し、安全性を総点検するよう九州電力に申し入れた。

 県平和運動センターの原口郁哉議長ら10人が九電佐賀支社を訪れ、申し入れ書を手渡した。原発の揺れの大きさが耐震設計の目安や自動停止の設定値を下回っているとして、原子力規制委員会が異常なしと判断していることに対し、「どれだけの時間、人数をかけて安全性を確認したのか」などと指摘、説明も求めた。

 九電佐賀支社の平野雄紀広報グループ長は「原発の放射線量や監視の結果、問題がないと判断したが、具体的な内容は持ち合わせていない。社長にも伝えて回答する」と述べた。

 平和運動センターは九州各県で同様の要請を行う予定で、21日には「玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会」など佐賀、福岡の5団体が福岡市の九電本店を訪れ、川内原発の即時停止や地震の影響を再検討した上での避難計画の策定を求める。
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